レーシックとは
レーシックとは、レーザー器具を使用して角膜の一部分を削り、視力を矯正/回復することができる治療方法のことです。
日本語に訳すと「生体内角膜切開手術」といい、「Laser in Situ Keratomileusis」という言葉を略し、LASIK(レーシック)と呼ばれています。
レーシックは、眼鏡やコンタクトレンズのような視力補助を役割とするものではなく、裸眼の視力を矯正/回復させる治療方法です。
角膜を少し削ることによって、眼に入る光の屈折率を正常化させます。そのため、「角膜屈折矯正手術」とも呼ばれています。
視力に問題があり日常生活が困難な状況にある人にとって、眼鏡やコンタクトレンズに代わる画期的な視力矯正方法として注目されています。
その原理は、レーザーを用いて角膜の形状に変化を加え、網膜で焦点が結合するように屈折率を調節する仕組みとなっています。
具体的には、エキシマレーザーという短い波長のレーザー光線を使用し、角膜の表面を薄く削りフラップというフタのようなものを作成します。
削ったフラップをめくり、露出した角膜実質層にレーザーを照射し屈折率を調節していきます。照射後は、めくっていたフラップを元の状態に戻すため、
眼への負担が少ない眼科手術とされています。実際に手術をする時間は、わずか10~20分程度のものです。
アメリカでは、1995年、世界で最も厳しい安全基準を持つアメリカの公的機関FDA(米国食品医薬品局/日本の厚生労働省にあたる機関)から安全性に関する認可がおりたことから、爆発的な人気を博しました。それをきっかけに世界中に広まることになります。現在のアメリカでは、レーシックは視力矯正のポピュラーな治療方法として多くの人に利用されています。
日本においては、2000年に厚生労働省から手術時に使用するエキシマレーザーという医療機器の許可がおりたことによって、急速に普及しはじめました。現在では、視力矯正手術の中で最も安全性を重視した精度の高い眼科手術として症例数も増えています。
現在では、単なるレーシック手術のほかに、高精度のレーザーを使用するイントラレーシック、角膜形状に合ったレーザー照射プログラムを組むことができるウェーブフロントレーシック、レーシックより薄いフラップを作成するエピレーシックなど、さまざまな種類のものが普及しています。
視力矯正が必要な場合、どの施術が自分の症状に最適なものなのか判断できるようにレーシックについて十分に理解しておきましょう。
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